2026.05.07 マンション 戸建て 土地 購入・売却 税制・法律関連 FAQ

任意売却で買い手がつかないときの原因と対処法

任意売却競売物件住宅ローン破綻

任意売却で買い手がつかない場合は、売出価格・物件条件・販売依頼先の3点を見直すことが重要です。

価格調整の方法や放置した場合のリスク、依頼先を選ぶ際の注意点まで解説します。

 

 

 

Q1: 任意売却で買い手がつかないときは何を見直すべき?

まず見直したいのは、売出価格・物件条件・販売依頼先の3つです。

買い手がつかない原因はひとつではないため、どこに問題があるのか早い段階で確認しましょう。

 

売れない原因を見直す時のポイント

任意売却では、市場相場だけでなく、債権者が認める価格とのズレも見ておく必要があります。

残債を意識して高めの価格を設定すると、一般の買主には割高に映り、売れにくくなります。

 

また、残置物が多い・修繕が必要・内覧時の印象がよくないといった事情も、買い手がつかない原因になりがちです。

物件の状態や情報の伝え方にも気を配りましょう。

 

依頼先の販売活動も確認したい点です。広告の出し方や内覧対応、価格見直しの提案まで十分に行われているかで結果は変わります。

価格だけでなく、販売の進め方も見直しましょう。

 

 

 

Q2: 任意売却で買い手がつかないままだと最終的にどうなる?

期限までに任意売却が成立しないと、競売手続きが進み、最終的に物件を手放す可能性が高くなります。

任意売却より不利な条件になりやすいため、早めの見直しが必要です。

 

買い手がつかないまま放置するリスク

買い手が見つからないまま時間が過ぎると、保証会社による代位弁済や債権回収会社への移管が行われることがあります。

そのあと、競売へ進むケースもあります。

 

開札前であれば任意売却へ切り替えられる余地もありますが、日程が迫るほど対応は難しくなるでしょう。

放置せず、早めに動くことが大切です。

 

競売になると、任意売却より低い価格で落札されやすく、残債が多く残るおそれもあります。

状況によっては、引渡命令や強制執行に進む可能性もあります。

 

株式会社アドワン・ホームでは、競売開始決定通知が届いたあとにご相談いただき、任意売却への切り替えによって競売を回避した事例もあります。

状況が厳しく見える場合でも、まずは早めにご相談ください。

 

 

 

 Q3: 価格が原因で売れない場合はどうすればいい?

相場とかけ離れた価格になっていないかを確認し、必要に応じて債権者と話し合いながら売出価格を見直しましょう。

任意売却では、相場だけでなく「債権者が認める価格か」も見ていく必要があります。

 

売出価格を見直すときの考え方

価格が原因で売れないパターンでは、主に「ローン残債を意識して売出価格が高くなりすぎているケース」が挙げられます。

買主は周辺相場と比べて判断するため、相場より高い価格では、内覧や問い合わせにつながりにくくなります。

 

任意売却は通常の売買と異なり、売主の希望だけで価格を決めることができません。

債権者は、回収額を重視するために高めの価格設定を求めることもありますが、相場から大きく外れると売却が進みにくくなってしまいます。

 

見直すときは、成約事例や査定価格をもとに市場とのズレを確認し、債権者と価格を話し合うことが大切です。

「売れる価格」と「承認を得られる価格」のバランスを取りながら進めましょう。

 

 

 

Q4: 物件に問題があって売れない場合はどうすればいい?

物件条件に課題がある場合は、物件の見せ方や販売先のターゲットを見直すことが大切です。

まずは、買主が不安に感じやすい点を減らすことを意識しましょう。

 

物件条件に課題がある場合の対策

物件が売れにくい原因としては「残置物が多い」「修繕が必要」「老朽化が目立つ」といった点が挙げられます。

こうした物件は内覧時の印象が下がりやすいだけでなく、購入後の負担も懸念されることから、買主の購入候補から外れやすくなるのです。

 

任意売却では、引き渡し後に不具合が見つかった場合でも、売主が責任を負わない条件で売買されるケースがあります。

こうした契約不適合責任が免責される条件は、買主にとって不安材料になりやすいものです。

 

契約不適合責任とは、引き渡された物件に雨漏りや設備の故障、建物の不具合など、契約内容と合わない問題が見つかった場合に、売主が買主に対して修理費用や補償などの責任を負うことをいいます。これが免責されると、不具合が見つかっても、売主に修理費用や補償を求めにくくなるため、買主が慎重な判断をせざるを得なくなるのです。

 

状態に不安がある物件ほど、問題点や対応できる範囲をわかりやすく伝えましょう。

あらかじめ気になる点を開示しておくことで、買主も判断しやすくなります。

 

さらに「残置物を片づける」「室内写真を撮り直す」「修繕が難しい箇所は事前に説明する」といった工夫も欠かせません。

 

また、一般の個人向けだけでなく、投資家や買取業者も視野に入れると、買い手が見つかる可能性は広がります。

物件の状態を踏まえて購入判断をすることに慣れている相手であれば、一般消費者よりも話が進みやすいケースもあります。

 

出典:e-Gov法令検索「民法」(第562条〜第566条、第572条)

 

 

 

Q5: 任意売却を依頼する会社を選ぶときの注意点は?

必ず売れると断定したり、不自然な金銭メリットを強調したりする会社には注意が必要です。

説明のわかりやすさや、債権者対応の経験も見ておきましょう。

 

任意売却の依頼先を選ぶときのポイント

任意売却は通常の不動産売却と違い、買主探しに加えて、債権者との交渉や進行管理も伴います。

まずは、任意売却の実績があるかどうかを確認しましょう。

あわせて、販売活動の内容も確認が必要です。販売状況の報告があるか、価格見直しの提案があるか、債権者とのやり取りをどこまで任せられるかによって、売却の進めやすさが大きく変わるでしょう。

 

また、不動産と金融に関する有資格者が在籍しているか、弁護士や司法書士などの専門家と連携できる体制があるかも必ずチェックしておきたい点です。

 

注意したいのは「必ず売れる」「必ず競売を避けられる」といった、強い言い切りで契約を急がせる会社です。

初めから1社に決め打ちするのではなく、複数社に相談し、説明のわかりやすさや対応の姿勢を比較しながら選びましょう。

 

 

 

まとめ

任意売却で買い手がつかないときは、売出価格だけでなく、物件条件や依頼先の販売活動まで含めて見直すことが大切です。

そのまま放置すると競売へ進む可能性が高まり、残債が多く残るおそれもあります。

 

任意売却では、物件の販売だけでなく、債権者とのやり取りや今後の生活設計まで見据えた対応が求められます。

会社選びでは、説明のわかりやすさや販売活動の内容に加え、不動産とお金の両面から相談できるかも確認しておきたいところです。

 

不動産と金融の両面に精通した有資格者へのご相談は、株式会社アドワン・ホームにお任せください。

国際水準のFP資格である「CFP®認定者」や「1級ファイナンシャル・プランニング技能士」「公認 不動産コンサルティングマスター」の資格を持つ専門家が、総合的にサポートいたします。

 

弁護士・税理士・司法書士などの士業と連携し、相談から売却までワンストップで対応しています。

他社では扱いが難しい物件でお悩みの方は、ぜひ株式会社アドワン・ホームへお気軽にお問い合わせください。

 

 

古田 晋一
この記事を書いた⼈

株式会社アドワン・ホーム 代表取締役
古田 晋一

宅地建物取引士、公認 不動産コンサルティングマスター、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®︎認定者

新卒で入社した総合不動産賃貸業者にて賃貸仲介・管理業務等に従事したのち、住友林業ホームサービス株式会社にて不動産売買仲介を経験。
営業時代に最優秀個人売上賞(全社1位)をはじめとして住友林業グループ表彰(年間全社3位以内)を複数回に渡り受賞。店長・支店長時代には店舗損益予算達成率 全社1位、営業部長時代には部門損益予算達成率 全社1位を獲得するなど、各ステージで特別表彰を受賞。

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